東日本大震災以降、電力不足が懸念されています。
電力供給がギリギリになると予想される夏場、冬場には、
急な停電や、電圧低下、瞬低(電気機器が通常動作できないくらいまでに
瞬間的に電圧が落ちてしまうこと)が発生したときに、パソコンやHDDなどの
電源が入っていると、破損してしまう危険があります。
無停電電源装置(UPS)とは、「Uninterruptible Power Supply」の略で、停電などの電源障害時に電力を安定供給して
データをバックアップし、コンピュータ機器のデータ損失やハードディスクの破損を防ぐ装置です。
無停電電源装置(UPS)で
大切なデータを守ろう
小規模オフィスや一般家庭向けにも
UPSの市場が拡大
無停電電源装置(UPS)は、ここ数年、パソコンやテレビなどのデジタル家電製品が高性能化するとともに、小規模オフィスや一般家庭向けUPSの市場が拡大しつつあります。
また東日本大震災直後に、コンシューマ向けUPSが爆発的に売れた結果、知名度も向上しました。
しかし、まだまだ認知されているとはいえず、長時間の電力供給ができると勘違い※して購入した人が多かったようです。このような事態を引き起こさないために、UPSメーカーは、個人ユーザーにUPSの正しい使い方を周知することに力を注いでいます。
本来UPSの基本的な役割は「非常用電源」ですが、一般的に、通常の電源供給時でも、電源自体を安定化する機能を持ち合わせています。
たとえば急激な電圧低下や過電圧が起こった場合にも、電圧を一定に保ち、接続されている機器へのダメージを少なくできます。
パソコンなどの精密機器の場合、電圧低下や過電圧によって内部のパーツが故障することもありますが、UPSはこうしたリスクも同時に減らしてくれます。
また、落雷などによる「サージ(過電圧)」から機器を守る機能が搭載された製品も多いのも特徴です。
実際にトラブルに遭遇するまえに、UPS(無停電電源装置)の導入をご検討してみてはいかがでしょうか。
わたしたち「野中商工」ではプロの視点からお客様のニーズにあったUPSをご案内するとともに、正しい使い方から、メンテナンス(保守・点検)まで、いざという時を完全バックアップいたします。
※ UPSが電力を供給し続ける時間は、UPSのバッテリ容量やIT機器の消費電力などによって異なります。
一般的には30分前後とされています。UPSは突然の停電に備えて、あくまでもシステムを安全にシャット
ダウンする時間を与えるためのもので、長時間にわたってIT機器に電力を供給する使用を想定していません。